この記事はこんな人におすすめ!
💡フリーランスになるために必要なものを知りたい人
💡フリーランスになるための準備・やることリストを知りたい人
💡HSPでもフリーランスになれるか知りたい人
1つでも当てはまるなら、ぜひ最後まで読んでくださいね!
フリーランスとしての働き方
私はフリーランス歴5年で、会社勤めから独立しました。最初はWebの知識は未経験でしたが、現在はフリーランスとして、のびのび働いています。
でも、最初はやっぱり不安でした。何から始めたらいいのか、必要なもの、お金のことなど、やることがいっぱい。でも1つ1つクリアしていけば大丈夫です!
会社員などの雇用形態からフリーランスへの準備を順番に説明していきます!
1.退社前のフリーランスとしての基礎固め
いきなり会社を辞めてフリーランス!というのは、ハードルが高いですよね。
勤めながらでもできるフリーランスとしての基礎固めについて解説します。
必要なスキルを身に着ける
どのようなフリーランスとして活動していきたいですか?
自分の強みを知ること、そしてスキルを身に着けることが大切です。
- 必須スキル: 基礎スキル+専門スキル(Webデザイン、ライティング、プログラミング等)
- プラスα: 差別化スキル(マーケティング、SEO、動画編集等)
- スキルアップ: 独学、スクール、講座… 自分に合った学習方法を見つける
▶未経験からWebデザイナーに転職した私のスキルの身に着け方はこちら
実績やポートフォリオを作る
スキルを身に着けたら、実績やポートフォリオを作成しましょう。
フリーランスとして仕事を得るためには、ポートフォリオが重要な武器になります。
副業可の職場であれば、実際にクラウドソーシングなどで案件に挑戦し、実績を作っていきましょう。
副業不可でも大丈夫。未経験の人でも、架空のWebサイトを作成したりしてポートフォリオに載せることは可能です!(私も架空のWebサイトや、Webサイトの模写、バナーの模写などを実際に載せました)
▼クラウドソーシングの活用方法について詳しく知りたい方はこちら!
▼ポートフォリオの作り方について詳しく知りたい方はこちら!
雇用されている間に、クレジットカードや住宅ローン、賃貸の入居審査などを済ませておくことをおすすめします!やはり、フリーランス・個人事業主となると審査が厳しくなる傾向にあります。
会社員や派遣として雇用されている間に、お金周りのことをしておきましょう!
また、自分の資産も確認しておきましょう。1年分の生活費があれば安心です。自分がどれくらい使っているか、節約できる部分はあるか、など自分の周りの資産関係をチェックしておくと安心です。
人脈を作る
フリーランスとして独立して、すぐに仕事が来ることは稀かもしれません。
私も、Webデザインの勉強中に出会った仲間と、お互いに仕事を紹介しあったり、人脈がとても大事だな、と痛感しました。勤めている間でも、「今はWebの勉強をしていて、独立する予定です」というように、アピールをしておくと、何かあったときに仕事を回してくれる確率が高まります。
人脈作りは、フリーランスになる前から始めていて損はありませんよ。
HSPさんの中には、アピールが苦手という人もいるかもしれません。
押しつけているような感じなってしまうかな?とか、どう思われるかな?とか…。
私もそのようなタイプなのですが、初めてウェブサイトを作らせていただいたクライアントから、「今までずっとホームページが欲しい、と思っていたけど、制作会社に頼むのはハードルが高くて…。だから頼めてよかったです。」と言われたときに、やっていてよかった!と思いました。
個人だからできること、私だからできることがある。それが誰かの助けになる、と感じたとき、とてもうれしく思いました。
HSPさんのアプローチとして、会話の中でウェブサイトとかチラシが欲しいな、と思っている人がいそうだったら、私がお手伝いできるかも!という視点でアピールしていくのがおすすめですよ◎
2.会社員からフリーランスを始めるための手続き
基礎固めをしたら、フリーランスとして実際に活動を始めましょう!
その時に、年金や開業届など、手続きが必要になります。
面倒くさいけど、とても大事な手続き!1つ1つ解説していきます。
年金・健康保険の手続き【必須】
必要な書類(マイナンバーや退職の証明書類)を用意して、住民票のある市区町村の年金窓口で手続きをします。退職の翌日から数えて14日以内にする必要があります。これらは、同じ日にできるので、1回で済むように同時に手続きをしてしまいましょう。
開業届・青色申告の手続き【任意】
開業届(正式名称:個人事業の開業・廃業等届出書)は、個人事業主として税務署に事業開始を申告するための書類です。これを提出することで、正式に個人事業主として認められ、確定申告の際に青色申告を選択できるようになります。
また、青色申告をすることで、最大65万円控除、赤字の繰り越し、1年間で使える消耗品費の値段が大きくなります。屋号を決めることもできるので、事業用の銀行口座を作りやすいというメリットもあります。 青色申告承認申請書は開業届と同時に提出するのが一般的です。
開業届は事業を行う地域の税務署へ、事業開始日から1ヶ月以内に提出することになっています。今はオンラインでも行うことができ、私もfreeeのオンラインで開業届を提出しました!
白色でも青色でも、帳簿付けが必要になります。
私は簿記の知識はありますが、自分でするのはかなり大変。
会計ソフトの導入がおすすめです。クレジットカードや銀行口座との連携で、漏れなく帳簿付けができます。
事業用のクレジットカードの作成【おすすめ】
フリーランスとして活動するにあたり、確定申告が必要になります。
そのためには、プライベートと事業のお金を分けることが大切!
特にフリーランス・個人事業主だと境目が曖昧になりやすいです。
もちろん事業主貸・事業主借という勘定項目もあり、個人のお金から使った、というような履歴を残すこともできますが、おすすめは事業用クレカを作成し、会計ソフトと紐づけること。
私は、JCBの事業用クレカを使用しています。
理由は、フリーランスでも審査が通りやすいこと、Amazonなど備品をよく購入するところのポイントが還元率が高いこと、サイバー保険があること、などです。
事業用の銀行口座の開設【おすすめ】
これも上記の事業用クレジットカードと同じ理由で、プライベートと事業を分けることができるからです。開業届を出している人は、屋号を付けることもできるので、屋号付銀行口座の開設もできます。
ただ、必須ではないので、手数料が安いネット銀行などの開設もおすすめです。
3.フリーランスとして働く環境づくり
特にHSPさんは環境づくりがとても大切!自分が快適に働けるための仕事場所や、揃えるものなどを紹介します。
仕事場所を決める
まずは仕事環境を整える第一歩として、仕事場所を決めましょう。
HSPさんにおすすめなのは、自宅の中でも気が散らない場所です。
静かに作業ができる場所を作りましょう。
仕事部屋があるのが1番ですが、リビングなどで働く場合も、なるべくテレビが見えないところや、モノを片付けやすいところがおすすめです。
照明も大切で、作業をするには明るい場所が理想的ですが、刺激を受けやすいHSPさんは、手元だけ明るくするライトなどでもいいので、自分が心地よい照明具合を探ってみるのもおすすめです。
必要なもの・備品を揃える
Web系のフリーランスとして必要な備品は以下の通り。確定申告のために、領収書は必ず取っておきましょう!!
- パソコン(作業内容によってスペックは変わる。特に動画編集などは重いため、大きめのメモリが必要になる)
- デュアルモニター(モニターがあるかないかで作業効率がかなり変わります!)
- 作業用デスク&チェア(作業が快適にできるために、腰あてがあるチェアがおすすめ)
- 通信環境(ビデオ会議などに耐えうるスピードがおすすめ)
- スキャナー/プリンター(電子帳簿保存法で、領収書・レシートをデータ化するのが必須、あると便利。プリンターはコンビニでも可だが、家にあると便利です)
- デスクライト(家の照明だけだと影になってしまい作業しにくい場合もある)
- ノイズキャンセリングイヤホン / ヘッドセット(ビデオ会議にも使えるほか、HSPさんには周りの騒音が気にならなくなるためおすすめです)
4.収益化に向けて行動あるのみ
ほとんどの場合は時間給ではなく、成果報酬となるフリーランス。行動した分だけ返ってくるやりがいのある仕事です。
いつでも働けるからこそ、タイムマネジメントやスケジュール管理がとても大切。
ポートフォリオをブラッシュアップしながら、1つ1つの仕事を丁寧に行いリピーターさんを増やしたり、そこから別のご縁に繋げていただいたり、実績を元に業務委託契約を取る、など様々な方法から安定した収入を目指しましょう。
質の良いポートフォリオには、自分の強みをアピールすることが大切。何が得意で、何がクライアントへの提供価値があるか、などを棚卸してアピールしましょう。
▼効果的なポートフォリオの作り方はこちらを参考にしてください
▼フリーランスにとって効果的なスケジュール管理のコツはこちら!
お金を受け取ることに罪悪感を感じないことが大事
フリーランスにとって、単価設定はかなり難しい問題です。
特に駆け出しフリーランスの場合、こんなに自分が要求してもいいのかな?と思ってしまうことも多いと思います。
HSPさんは相手の感情をとても気にしてしまうので、こんな金額を言ったらどう思われるだろう?とか思ってしまうことも多いと思います。
フリーランスは、自分で価値を決められます。相場はありますが、自分を安売りする必要はありません。
自分にとって適切な価格を設定することで、自分らしく生きることへ繋がります!
自分の価値を決めるマインドセットを学ぶにはこの本がおすすめです。
『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』 今井孝
まとめ:フリーランスはHSPさんに向いている!
私は未経験からWebデザインを勉強し、転職、その後フリーランスとして活動を始めました。
最初は、やっぱり不安が多かったです。でも、HSPという性質から、毎日のストレスが多く、このままでいいのかな…という気持ちもあり、揺れ動いていました。
もちろんフリーランスとして活動するのはデメリットもありますが、今は自分らしい働き方ができている、と感じています!
少しでもストレスを減らし、自分らしく生きていくために、フリーランスは良い選択肢だと思います。
自分が生きやすくなった経験から、今悩んでいる方が少しでも自分らしく生きられるよう応援したいと思っています!
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