この記事はこんな人におすすめ!
💡HSP気質で仕事が続かないと悩んでいる人
💡HSPで一つの職場に長くいれない人
💡HSPの人がどんな仕事が向いているか知りたい人
1つでも当てはまるなら、ぜひ最後まで読んでくださいね!
私は仕事が長く続かないと悩んでいたHSPの1人です。
学生時代からのアルバイトは数えきれないほど…。最長で続いたバイトは2年間でした。
会社員として働いたときは、このままずっと続けるなんて想像できない。このまま一生終わっていくんだろうか…。という「終身雇用」という安定を怖く感じてしまいました。
現在は、フリーランスとして独立してから約5年、自分に合っている働き方ができています。
私が伝えたいのは、仕事が続かないからって人生終わりじゃない!ってことです。
必ず、自分に合った環境・仕事が誰にでもあるはずです。
今日はそんな仕事が続かない、と悩んでいるHSPさんに向けて、私の体験談も含めて自分らしく生きるヒントをお伝えできたら嬉しいです!
HSPのあなたへ…。仕事が続かないのは甘えじゃない!
HSP気質の人は、常に周りに気を遣い続けて、消耗してしまう部分が大きいです。
仕事を続けるにつれ、多くの人間関係が広がったり深くなったりして、キャパオーバーになってしまっていませんか?
仕事が続かない自分がダメだ、ではなくて、環境が自分に合っていないだけかもしれません。
HSPさんは外からの刺激に敏感です。なるべく自分の心が穏やかになれる居場所を、まだ見つけられていないだけかもしれません。
HSPさんが仕事を続けられない原因を探ってみましょう。
HSPさんが仕事を続けられない主な原因5つ
1.人間関係に疲れやすい
HSPさんの大きな特徴として、無意識に周りの人間関係に疲れてしまうことも多いです。知らず知らずのうちに気を遣ってしまうため、一人になった瞬間どっと疲れが出てしまうことも。
特に職場環境によっては、自分ではなく他の人が怒られているのを見て、心が沈んでしまう、ということも多くあり、自分を消耗してしまい、もうここにはいられない…ということも多いです。
人間関係リセット症候群の人も多いです。中途半端につながっているのが気持ち悪い。私のことなんて忘れてくれ!とSNSやLINEを消してしまう人もいます。そのときはすっきりしても、後から後悔することも…。
2.刺激が多い職場にストレスを感じやすい
HSPさんは刺激が多いところにストレスを感じやすいです。
例えば、電話対応などは、いつ鳴るかわからず、すぐ対応しなければいけない、という急かされてしまうように感じてしまうため、苦手なHSPさんも多いです。
急かされてしまうような、スピーディーな対応が求められる職場も苦手なことが多く、続けているうちに自分自身にプレッシャーになってしまい退職をする人もいます。
3.環境の変化にストレスを感じやすい
社会人として会社で働いていると、年度ごとに職場が変わったり、座席が変わったり、人の出入りもあります。そうした環境の変化にストレスを感じやすいのもHSPさんの特徴の1つ。慣れるまでに時間がかかりやすいというのもあります。自分ではどうしようもないことに振り回されてしまうと、苦しくなってしまうHSPさんも多いです。
4.飽き性である
HSPさんは飽き性であることが多いです。よく言えば、好奇心旺盛であり、本当の自分探し、みたいなことが好きな性分でもあります。だからこそ、ずっとこのままじゃいやだ、自分磨きを頑張りたい、という向上心もあります。でも同時に、どこにも自分に向いている場所はない、と感じてしまうことも。その相反する感情に揺れ動きやすいのがHSPさんの特徴です。
器用貧乏でもあり、なんとなくできてしまうと、飽きてしまう、ということもあります。
5.完璧主義になってしまう
HSPさんは、「○○であるべき」という思考になりやすく、できることよりも、できないことを数えてしまう傾向があります。気が付いたら、自分で自分の首を絞めている、というような完璧主義になってしまい、苦しんでしまうことも多いでしょう。
仕事をしていれば、必ずうまくいかないこともあります。でも、過剰に自分を責めてしまうことも多いです。そうして、自分はダメだ、向いていない、となってしまい辞めてしまうことも多いです。
HSPさんが続けやすい仕事・向いている仕事を探すコツ
これがダメだったから、次はこれをやってみよう。と色々チャレンジできることは良いことですが、うまくいかない度に、今回もダメだった…。と落ち込んでしまうこともありますよね。
まずは、HSP・自分の特性を理解することで、無理なく続けられる仕事に出会いやすくなります。ここでは、続けやすい仕事・向いている仕事を探すコツを解説します。
自分が嫌なことを書き出してみる
HSPさんが続けやすい仕事・向いている仕事の傾向はありますが、まずは、自分が求める仕事、職場のイメージを書き出してみることで、自分が本当に求めていることがわかるようになります。
でも実際にしてみようと思うと、自分の理想はあるけど、無理だろうな…というように、HSPさんが心配性・繊細だからこそ、メンタルブロックが発動してしまいます。
ここは逆転の発想で、自分が絶対に嫌なことを書き出してみてください。
「嫌い」というエネルギーをうまく活用することで、自分の理想が見えてきますよ!
私の場合は、絶対に満員電車に毎日乗る生活は嫌だ!
ということは、近い職場or在宅ワークが私が求めているものだ。
というように絞っていきました。
自分が小さいころに夢中になったことを思い出す
自分が本当に好きなことってなんだろう?得意なことって何だろう?自分に向いている仕事って何だろう?こう考えたときに、自分の幼少期を思い出してみると、答えが出やすいです。それは、価値観とかしがらみとかがなく、純粋な好き、だからです。
でも、小さいころ夢中になってたことなんて、仕事にできるわけない、と思ってしまいますよね。
そのまま適用させることではなく、なぜ好きだったか、を深堀りしてみましょう。
例えば、私は工作、ペーパークラフト、粘土、レゴ、絵を描くことなどが好きでした。これを突き詰めると、「何かをゼロから作ること」でした。
それが今のデザイナーという職業が好きになれている理由だと思います。
もしゲームが好きだった。なら、挑戦すること・クリアする達成感が好き、とか、RPGが好きだったなら、1つ1つ進めていくのが好き、とか色々な理由が考えられると思います。
心理学的にも、「内発的動機づけ」というものもあり、自分の内側から湧き上がってくるモチベーションは、本当に好きなものであることが多いです。
好きな仕事より、得意な仕事を探す
やりたいことをした方がいい、という人と、自分の強みを活かした方がいい、という人がいますよね。
理想は、やりたいこと=できること。この2つが交わっている部分です。
しかし、現実問題、なかなかこの2つが合わさることって少ないですよね。
ikigaiという本では、得意なこと・好きなこと・世間が必要とすること・稼げること
この4つが交わるところに天職がある、と述べられています。
私もこの本を読んで、自分の天職はなんだろう?と考えました。でもなかなか答えは出なかった…。
この4つを満たすことって、なかなかすぐには出てこないんですよね。
だから、まずは1つ1つずつ追い求めてみるのもよいかもしれません。
私は、「好きなこと」を仕事にしたこともありました。でも、好きなはずなのに、プレッシャーや、得意じゃない部分もでてきて、好きだったことが嫌いになってしまうこともありました。
じゃあ今度は「得意なこと」を仕事にしてみよう。と思い、上記で解説したように、自分が小さいころに好きだったことや、時間を忘れて夢中になれたことを考えました。
それにプラスして、自分が絶対嫌な条件を組み合わせると、「在宅のデザイナーだ!」と自分の方向性を決めることができました。
今では、得意なことが好きなことになり、それでお金が稼げて、クライアントを笑顔にできる。ということで天職だな、と感じています。
HSPさんには在宅フリーランスが向いている理由
私がフリーランスとして働き始めて、自分らしく働くことができる、と感じられるようになりました。また、会社員時代も在宅で仕事をしたことがありましたが、在宅もかなり自分には向いている、と感じられました。
その理由を解説します!
刺激が少ない環境で働くことができる
職場にいると、周りの雑音が聞こえてきますよね。他愛のない雑談や電話の音、周りの人の機嫌。普通の人では気にならないような刺激にHSPさんは敏感です。
在宅で働くメリットは、そのような自分ではどうしようもできない刺激を避けることができることです。自分の好きな音楽をかけるのもOK、自分がリラックスできる香りや、色で仕事環境をコーディネートもできます。
人間関係がシンプルになる
会社で働くと、色々な人との交流があります。上司・部下・お客様、色々な人とのコミュニケーションの必要がありますし、対面・電話・メール・チャットなど、様々な伝達方法もあります。
在宅フリーランスの場合、ほとんどはメールかビジネスチャットツールを使うことが多いです。また、ビデオ通話の会議などもありますが、対面はほとんどないケースが多いです。私も5年以上フリーランスをしていますが、実際にクライアントと対面したのは、5回ほどだと思います。
たいていのことは、在宅ですむので、適度な距離感を保てて、人間関係がシンプルに感じられました。
また、個人事業主として働くと、上司や部下、同僚などがいないので、基本的にはクライアントのみが主な人間関係になります。私は業務委託としても働いていますが、同じ会社内で働く同僚よりも適度な距離が保てるので、あっていると感じています。
自分のペースで働くことができる
フリーランスとして働くメリットは、自分のペースで働くことができるということ。その分、時間管理やスケジュール管理は自分でする必要があり、大変な部分もありますが、自分の裁量で進められるのは満足度が高いです。今日はこのタスクを集中的にやろう、とか、午前中にこのタスクを持ってきた方が自分にとっては心地よい、など、自分の体調や気分、特性に合わせて働くことができるので、HSPさんにはフリーランスの働き方が向いています。
▼HSPフリーランスのための時間管理・スケジュール管理のコツはこちら
未経験からでもWeb関係の仕事に就ける!
じゃあ未経験から在宅フリーランスなんて現実的にできるの?と思いますよね。
私も、Webデザイン・プログラミングは未経験から始めました。
少しずつステップアップしていき、デザインソフト、プログラミング言語等を学び、Webサイト制作をしてポートフォリオを作りました。だいたい6か月ぐらいでポートフォリオを完成させ、8か月後に転職をしました。
HSPのためのプログラミングスクールの選び方
私は最初独学でデザインやプログラミングなどの知識を身に着けようとしたのですが、ゴールが見えず、何から始めたらいいんだろう?と不安になってしまうことも多く、プログラミングスクールに通いました。そうすることで、体系化されたカリキュラム・プログラムに沿って学ぶことで、自分の得意や苦手、ゴールを認識することができました。
プログラミングスクールの中には、転職や案件獲得のサポートがあるものもあるので、ポートフォリオを作るための案件や、転職して実務から学べるようになるロードマップもあります!
HSPさんに向いているプログラミングスクールの選び方は、まずはサポート体制が整っていて、質問をしやすい環境、ということ。HSPは気を遣ってしまうことも多く、こんな初歩的な質問してもいいのかな…?となってしまうことも多いです。気軽に質問できる体制が整っているプログラミングスクールがおすすめです。
独学で学んでいたころは、自分のちょっとした疑問を解決するためにもネットで検索したり多くの時間がかかってしまいました。でも、プログラミングスクールなら、プロの人が回答してくれるため、安心感が大きかったです。
また、通学とオンラインでは、オンラインが向いています。私は、プログラミングは完全オンライン、動画制作はハイブリット型で勉強しました。
中にはハイブリット型もあるので、誰かと交流したい、という人にはハイブリットも向いていると思います。
まとめ:HSPは無理に会社員を続けなくていい!自分らしい働き方を見つけよう
仕事が続かないのは、自分にあっている仕事ではなかっただけで、HSPさんが悪いわけではありません。普通に働きたい…。と思う人も多いと思いますが、普通って何だろう?って思いませんか?会社で働くことだけが働き方ではありません。HSPさんにとっては、どんな仕事か、よりも、どんな働き方か、が重要です。
私は在宅ワークやフリーランスとしての働き方が無理なく続けられています。
みなさんも自分にあった仕事に出逢えますように!
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